ダンダリ

歯を磨いてるときに見るくらいがちょうどいいブログ

猜疑心

どうもダンです。

 

この前、12月31日ですかね。もう一月も前になりますね。

街を歩いていたら声をかけられました。

急にです。知らない人です。イヤホンもつけてました。なのに声をかけられました。

怖くないですか?めっちゃビビりました。

なんかそばを食べながら年越しできる場所を探してるって聞かれました。まず、若者だから蕎麦屋なんてそんなに知らないし、知ってたとしてもコロナだから深夜営業しないだろうから質問してくるのには納得しました。

でも蕎麦屋など知らないし、知っていても年越しできるところではないのでとりあえず美味しいラーメン屋を教えました。

 

その後話が盛り上がったのでラインを交換してくれと言われる。怪しい。

もうめちゃくちゃ怪しい。でもこういうのって気になっちゃうから行っちゃう。

最近自分の本名で検索すると卒業中高から自分の顔まで出るというのを知ったので、ラインを完全に本名登録から変えたからまあ、何かあってもなんとかなるでしょと思い、交換した。

しばらく会話をすると、飲み会をやるから来ないかと誘われた。

場所は新宿歌舞伎町の雑居ビル。

絶対に暴れん坊か宗教勧誘かネットワークビジネスのそれだと思ってました。怖すぎる。

もう新宿歌舞伎町の雑居ビルってだけで怖いもんね。東新宿の近くなんて怖すぎるからね。

 

それでも飛び込んでみちゃう。

なんてったって手相の生命線はここで途切れるって書いてないからね。

ついてみると一階が中華料理屋の雑居ビル。

もうこれはダメじゃないかと思ってしまう。

ドラマとかゲームでも中華料理の入ってる雑居ビルは事件の香りがするもの。龍が如くでも中華包丁持ったでかいおっさんが攻撃してくるもの。

 

まあでも行っちゃったんですけどね。

 

行ってみたら何やらジャケットを着た男性が6、7人ほど。むちゃくちゃ警戒しました。一緒にエレベーター登ってきた人はなんかものすごい人に騙されやすそうな人だったし、男しかいないし。

暴れん坊の線は消えて、オンラインサロンかなんかかなって思いましたね。

 

会費を払って、始まるまで待つ。周りの人にどんな飲み会なのか聞いても知らないと言う。それどころか皆ほぼ初対面。僕を誘った人から町中で誘われて…という人が多い。

名探偵である僕も怪しい匂いしか嗅ぎ取れず、断定できなかったのがとても悔しかった。

飲み物もまわり、乾杯する。

乾杯時もよくわからないまま。

一品目が出てくるときにようやくわかった。

 

「北海道の料理を食べようの会」だった。

 

なんだよ北海道の料理を食べようの会って。

聞いて笑いそうになった。あんだけ警戒してたのにって。いくら名探偵でも気づくわけ無いじゃん。

いや、きっと今回油断させて次回とかで本格的に勧誘するに違いない。

 

猜疑心は常に心のなかに。

 

以上。