アイロンのアイロニーと鮭ハラスメント
どうもダンです。
「せいぜい」等の本来は良い意味のはずの言葉が悪い意味として今世まで伝わっているケースがあります。
きっと皮肉から生まれたのでしょう。
アイロンって服のシワを伸ばすだけなのにイーロン・マスクみたいな名前しちゃって。全く良い御身分ですこと。
あまりにも例文がクソすぎるが、とにかくこの後半部分が皮肉。
いい言葉を使うことであえて批判を行うからなのでしょう。
このあえてというのが日本語を日本語たらしめる点であり嫌な部分であるのだ。
最近はハラスメントという言葉がある。
ハラスメントはいじめ、嫌がらせのこと。もう皆さんきっとご存知でしょう。
この言葉の一般化には人を不快にさせる、させられる行為を減らそうという運動が加わっている。
減らす運動は良いことである。互いに気をつけて住みよいコミュニケーションを築くために行うことは悪いことではない。しかし何事にも過剰というのは良くないのだ。
例えばネイルかなんかを見せてきた相手に「可愛いですね」というごく一般的な相手を褒めるとする。
この場合見せてきたと言うのは褒め待ちであるからこの言葉は褒め言葉として受け入れられるだろう。しかし、いきなり「ネイル可愛いですね。」と言ってきた場合、これはハラスメントとなる可能性がある。
同じ言葉でも間逆な意味に捉えられてしまう。これは受け手はもちろん、本来褒め言葉で発した人にとっても大変不本意である。
「可愛…くデコレーションした爪、使いづらそうだけど仕事に支障きたさないでしょうね」なんかの意味持つこともありうるわけだ。
全く気の利くようで利かない言語だこと。
インターネットが普及して、誤解のケースが増えているのは火を見るより明らかである。
日々ネットに上げる文章は変に捉えられないか、大丈夫なのかと不安になりながらラインを送っている。
結論、日本語は感情表現を表情、仕草などに頼った視覚的情報込みで完成された言語なんだろうなと考える。
逆の意味も内包するのはほんとに良くないと思う。
とにかくインターネットでは万人が理解できる文脈がない限り皮肉を書かないでほしい。
関係ないけど鮭ハラスメントってあるのかな?
ハラスだけに。
…以上。